大分出身の巨人山口俊投手(30)が先発し、7回5安打1失点で5勝目を挙げた。

 九州の地で立ち上がりから快調に飛ばした。4回まで1安打に抑え、攻撃にもリズムを生んだ。

 5回に甲斐の遊ゴロの間に1点を失ったが、8得点の援護に応えるように7回まで118球5安打4三振と好投した。

 試合前まで九州での登板は6試合を投げ、21回3失点で防御率1・28と好相性だった。お立ち台では「ここ2試合終盤に失点して負けていたので、なんとか勝ちたいという気持ちだった。序盤に点をとってくれた野手のみなさんに感謝したいです。(小林が)いつもいいリードをしてくれている。(九州は)特別に意識はなかったですが、勝てて良かった。まずは1試合1試合全力で戦って、目指すところは優勝しかないので頑張ります」とファンの声援に応えた。