巨人の連勝が3で止まった。終盤の失点が重くのしかかった。1点を追う7回無死一塁。先発今村信貴投手(24)がソフトバンク塚田をカウント1-2と追い込む。決め球の131キロフォークで空振りを奪うも、ワンバウンドしたボールはバックネット横へと転々と転がる。バットをかすめたように見え、捕手宇佐見はファウルとアピールしたが認められずに記録は暴投。走者が一気に三塁まで進み、続く上林にスクイズを決められてしまった。

 2点差を追う9回は2死二、三塁とソフトバンク森を攻めるも、あと1本が出なかった。高橋監督は「あれを宇佐見に止めろというのは、かわいそうな話だと思いますし、判定がそうだから、そうだとしか言いようがない」と話した。