東北福祉大(仙台6大学)が慶大(東京6大学)を破り14年ぶりの決勝進出を決めた。

 3回表に本塁打で1点を先制したがその裏手痛い失策で3点を失い逆転を許した。それでも4回にソロ本塁打で1点差に迫ると6回に吉田隼外野手(4年=国士舘)の3ランなどで5点を奪い逆転した。守っても4投手のリレーで4回以降を無失点に抑えて逃げ切った。

 元西武の大塚光二監督(50)は慶大・大久保秀昭監督(48=元近鉄)のプロ出身指揮官対決を制した。

 「まったく意識はありませんでした。大久保監督は監督経験豊富。こちらは3年目ですから」と話していた。