日大(2部1位)が2-1で中大(1部6位)にサヨナラ勝ちし、昨秋以来となる1部復帰に王手をかけた。

 1-1で迎えた延長11回裏、1死三塁の好機をつかみ、田中達朗二塁手(3年=日大三)の一塁強襲打で1点を奪ってサヨナラ勝ちした。

 先発した上原進投手(4年=山梨学院)は1回に1点こそ許したものの、11三振を奪う力投だった。

 仲村恒一監督(58)は「上原がよく投げた。王手? やっと1歩踏み出しただけ。中大さんも意地があるし、引き締め直していかないと」と話した。