広島が球団初の3試合連続2桁得点で4連勝を飾った。1回にいきなり4点のビハインドを背負うも、直後に松山の満塁弾で同点に追いつくと、打線に火が付いた。5本塁打を含む13安打で今季最多タイ14得点。4回から登板した2番手のフランスアが5イニング無失点の好救援で来日初勝利をマークした。チームは貯金を再び10に戻し、2位巨人に今季最多6・5ゲーム差に広げた。広島緒方孝市監督の談話は以下の通り。

 (自ら切り出し)

 緒方監督 4点ビハインドから始まった中で四死球3つからだったけど、しっかりと反撃してくれた。野手の頑張りはたいしたもの。一番は、打つこともだけど、甲子園(での阪神戦)からしっかり守ってくれている。集中力を切らさずにね。こうやって投手陣が点を取られる中でも守りをしっかりやってくれている。そういうところが、そのあとの締まった展開になる。(2番手の)フランスアがあそこでよく投げてくれた。

 -松山の1発は大きかった

 緒方監督 大きかった。もちろん、もちろん。最高の結果を出してくれた。あの回、1点でも2点でも返しておけば何とかなると思っていた中で、最高の結果を出してくれた。

 -3回裏はバッテリーに代打策

 緒方監督 それはいいよ。

 -先発候補でもあったフランスアを2番手に投入した

 緒方監督 甲子園の3戦目(24日)からブルペンに入れている。こういうふうに中継ぎのロングがいないから、先発(の可能性)を含めた中でロングで頑張ってもらうと、こちらは考えている。そういった意味でもフランスアがああいった投球をしてくれたのでね。ナイスゲームでした。