阪神陽川尚将内野手が連日の大暴れで大勝に貢献した。まずは初回、1死満塁。DeNA飯塚の真ん中低めの直球をすくい上げ、左中間へ先制の適時二塁打を放った。「追い込まれてしまった後、ファウルで粘りながらうまく低めのボールに反応することができました。先に点を取ることができて良かったです」と振り返った。

 さらに3回の第2打席では左中間フェンス直撃の二塁打。4回の第3打席でもしぶとく中前打を放ち、前日26日から5打席連続安打。そしてプロ初の猛打賞を記録した。まだ終わらない。8回の1死一、二塁で迎えた第5打席。前日に決勝3ランを浴びせたエスコバーの内角低め152キロの直球を左中間へ。この日3本目となる二塁打を放った。前日のヒーローが、この日も4安打3打点と気を吐いた。