ソフトバンクが日本ハムに2試合連続で2桁失点を許し連敗した。

 東京ドームで初の2日間開催となった「鷹の祭典」。2日間で9万人以上の観客を集めたが、勝利どころか悔しいシーンの連続となった。

 工藤公康監督(55)は「すみません。残念な結果になった。鷹の祭典でたくさんのファンの方が来ていたのに、こういうゲームをしてしまって申し訳ない」とファンへの謝罪の気持ちを言葉にした。

 前回6月26日に2安打完封負けを食らった上沢対策として、柳田を1番に起用。5回の好機では長谷川勇、川島と左右の代打の切り札を使うなど勝負をかけたが実らなかった。

 前半戦は39勝37敗と貯金2で終了。1位西武とは6ゲーム差。明日11日にロッテが勝てばBクラスでの折り返しとなる。工藤監督は「まだまだ試合も半分くらい残っている。逆転(優勝)できない数字ではない。この2試合の悔しい負けを頭にたたき込んで、しっかり結果を出せるようにやっていきたい」と、悔しそうに話した。