背番号「18」同士のトレードが成立した。ロッテは26日、藤岡貴裕投手(29)との交換トレードで日本ハム岡大海外野手(27)を獲得したと発表した。

 藤岡貴は11年のドラフト1位。150キロを超える本格派左腕として期待され、本人も先発志向が強かったが、1軍では12年、13年、14年の6勝が最高。昨季は中継ぎで自己最少の登板10試合、防御率16・62と苦しみ、今季は1軍昇格がないままだった。

 岡は13年のドラフト3位で日本ハムに入団。身体能力が高い俊足強打の外野手。プロ2年目の15年にキャリアハイの101試合に出場し、昨季、斎藤佑樹投手(30)から背番号18を引き継いだ。今季は外野の競争が激しく、ここまで出場28試合にとどまっている。

 先発、中継ぎともに左腕不足の日本ハムと、リードオフマン荻野貴司外野手(32)が故障で長期離脱したロッテ。それぞれの補強ポイントに合致した。