阪神が完敗で首位広島に今季最大の12ゲーム差をつけられた。

 1点を追う3回に3連打から2得点で逆転したが、4回以降はゼロ行進。10安打で2得点に終わり、金本知憲監督は「あと1本やね、やっぱり。ヒットは出ているけど、チャンスでの1本というのが遠い」と嘆いた。

 ロサリオが11打数連続無安打中で、打率1割4分3厘と沈む。

 金本監督は「右投手のスライダー系」を課題に挙げており、懸念は的中。指揮官も「それに、やっぱり意識が強い。だから、真っすぐにも差し込まれているし。まだ迷いがあるのかな」と首をかしげた。

 今日28日に広島が勝てば阪神が引き分け以下で、または広島が引き分けて阪神が負ければ阪神の自力優勝が消える。