阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が29日のヤクルト戦(神宮)での先発に向け、調整した。

 この日の同カードは雨天中止。メッセンジャーは屋外でキャッチボールを始めたが、雨が強まり、神宮球場の室内練習場へ戻り、キャッチボールやダッシュで汗を流した。

 通算16試合で5勝6敗と負け越している鬼門・神宮で今季初登板となる。「日本はどこも投手有利な球場はないので。自分の仕事をしっかりできれば勝てる」とキッパリ。一方で、今季雨天中止となった翌日の登板では4戦4勝と「アメッセ伝説」を継続中だ。「それはいいことだけど、自分の試合の日だから、自分の仕事をするだけ」。エースは自然体で、鬼門突破を狙う。