ソフトバンク栗原陵矢捕手(22)が、プロ4年目で初安打を放った。

6回1死二塁で代打として登場。1ストライクから2球目の139キロカットボールを左前へ運んだ。「来た球を打った。うれしかった。これからです」。今季3打席目、プロ通算6打席目での初安打となった。

二塁から本塁を狙った中村晃は本塁憤死となり、適時打にはならなかった。本塁でのクロスプレーが終了すると、次打者の上林がロッテの捕手田村に歩み寄ってボールをもらい、三塁ベンチへ投げた。記念球は、吉鶴バッテリーコーチから栗原へ手渡された。「(一塁)ベース上から上林さんがもらってくれているのを見ていました。ボールは親にあげます」と喜んだ。