西武金子侑司外野手のビッグプレーが、チームに勝利を引き寄せた。

1回1死二塁でソフトバンク中村晃の飛球は右中間へ。誰もが抜けたと思った一打だったが全力で追いかけ、グラブを目いっぱい伸ばしてダイビングキャッチ。フェンス際のスーパープレーで立ち上がりのピンチを無失点で切り抜けると、直後の攻撃で4点を奪い、主導権を握った。

金子侑は「落下地点を目指して真っすぐ走れた。いっぱいいっぱいでしたけど、チームを助けられてよかった」と笑顔。辻発彦監督も「あれが今日の一番のポイント。あれが抜けていたら、全く違う試合展開になっていた。あのプレーで雰囲気も盛り上がった」と大絶賛だった。

チームは首位攻防戦に2連勝し、2位ソフトバンクとのゲーム差は5・5。17日の3戦目も勝てば、マジック11が点灯する。