阪神からドラフト1位指名を受けた、大阪ガス近本光司外野手(23=関学大)が26日、兵庫県西宮市の大阪ガス今津総合グラウンドのクラブハウスで指名あいさつを受けた。

矢野監督、佐野統括スカウト、担当の畑山スカウトらと握手を交わし、約40分間の会談を行った。

「失敗を繰り返してどんどん先に進んでいくという言葉を聞いて、大阪ガスでも取り入れている積極的なプレーというのが、阪神に入っても続けられるんじゃないかなと思った」

来季の目標については「新人王と盗塁王を目指して頑張っていきたい」と胸を張った。

担当した畑山スカウトは「しっかり、この2年間は社会人で結果を残しています。大きな大会でも結果が出ていますし、(170センチの)ああいう体ですけどパンチ力も秘めている。勝負強いバッティングもある。それプラス、足ですよね。今年は、去年以上に積極的に盗塁もできるようになっている。そのあたりが(指名の)決め手」と笑顔で指名理由を話した。