ヤクルトは30日、三木肇2軍チーフコーチ(41)と野村克則2軍バッテリーコーチ(45)が今季限りで退団すると発表した。

加えて、西武の作戦コーチを務めていた橋上秀樹氏(52)が2軍チーフコーチ、ヤクルトのスコアラーを務めた衣川篤史氏(37)が1軍バッテリーコーチ、打撃投手兼スコアラーだった福川将和氏(41)が2軍バッテリーコーチ、今季限りで現役を引退した松岡健一氏(36)が2軍投手コーチに、それぞれ就任すると発表した。

橋上、福川、松岡の新コーチ陣は神宮外苑での秋季練習前、選手らを前にあいさつを行った。来季は23年ぶりに古巣のユニホームに袖を通すこととなった橋上2軍チーフコーチは「実感は正直ないですが、小川監督をはじめ、当時一緒にやっていた方がコーチとしていらっしゃっていて、すごく懐かしい感じは受けました。球団の方針として、自前の選手を育成して戦力にしていくという大きな考え方があるので、少しでもお役に立てればと思います」と意気込みを語った。