巨人ドラフト4位の大阪桐蔭・横川凱投手(18)が30日、大阪・大東市内の同校で指名あいさつを受けた。

同校からの指名は巨人では、05年の高校ドラフト1位の辻内以来、13年ぶりとなった。身長190センチの長身左腕で、長いリーチを生かして投げ下ろすスタイル。角度ある直球を軸に、変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップが持ち球の本格派として、名門で技を磨いてきた。「ドラフト当日はほっとした気持ちだったけど、今はほっとしている場合じゃないと思っている。実力はまだまだなので、しっかりと練習をしないといけない。しっかりと体づくりをして早く1軍で活躍できるようにしたい」と意気込んだ。

伝統の一戦での凱旋(がいせん)登板も目標に1つに加えた。小学時代に阪神ファンの父親に甲子園での巨人戦の観戦に連れて行ってもらった思い出を披露。「早く、あそこで投げられるようになりたい」と誓った。巨人原監督の印象については「小中学生のときにテレビでプロ野球をよく見ていた。原監督のジャイアンツは強いチーム。テレビの中の人だし、雲の上の存在です」と話した。