イチロー以来、日本選手では17年ぶりに大リーグのア・リーグ最優秀新人(新人王)に選出されたエンゼルスの大谷翔平選手(24)に対し、野球評論家の落合博満氏(64)が、その打撃へ「ダメ出し」をした。

14日放送のMBSテレビ「戦え!スポーツ内閣」(午後11時56分)は「落合総理大いに語る!プロ野球2018~そして未来へのYELL~」と題し、落合氏のトークをふんだんに放送。その中で、投手として10試合に先発して4勝2敗(防御率3・31)、打者としては104試合で打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁の成績を残した「二刀流」に「もうちょっとバッティングを覚えてくれたら、40本くらいまで打つんじゃない」と話し始めた。

落合氏によると、大谷のバッティングには、さらなる技術向上の余地があるといい、MCの武井壮は、詳細な説明を求めた。

すると、落合氏は「みなさんに絶対理解できない言い方をすれば」と前置きしつつも「(大谷は)時間の使い方がヘタ」と斬った。

落合氏独特の理論。スタジオに「?」マークが漂う中、同じくゲスト出演していた元巨人2軍監督の川相昌弘氏が「間の取り方についてですかね?」と推測しながら、フォロー。落合氏の表情からすれば、的を射た発言のようだったが、落合氏は詳しくは続けず。

「(この話題を詳しく話せば)収録が終わんなくなっちゃう。4、5日は、ここでしゃべらないといけない」とポツリと漏らしたのみ。これに、MCのブラックマヨネーズ・小杉竜一は「4、5日かかる収録なんて聞いたことがない…」とあぜん。「オレ流」の深い打撃理論に驚きを隠せなかった。