10月に戦力外通告を受けたソフトバンクの小沢怜史投手(20)、古沢勝吾内野手(22)、黒瀬健太内野手(21)が20日、ヤフオクドーム内で来季は育成選手として再契約を結んだ。

いずれも年俸は現状維持で、小沢が700万円、古沢が590万円、黒瀬が500万円。背番号は小沢「123」、古沢「124」、黒瀬が「126」

15年ドラフト2位の小沢は今年6月に首から背中を痛めた。現在リハビリ中。「まずはケガを治して、ケガをする前よりよくなっていると言われるように復帰したい」と話した。

14年ドラフト3位の古沢は「打率の残せる、粘り強い打者になりたい。(九州国際大付高校時代の恩師で現在埼玉栄の)若生監督に電話したら、育成でもソフトバンクでやれるならやりなさいと言われました」と恩師の言葉を胸にオフも鍛え続ける。

15年ドラフト5位の黒瀬は「秋季キャンプ中も頭の中に(来季は)育成というのがずっとあった。練習でもきつい時、自分は育成やからと言い聞かせたら、またガッと走ったりバットを振れた」と悔しさをバネにする。中学時代の所属チームの監督がヤクルト川端の父という縁もあり、年明けの自主トレは川端や山田哲らと行い、一流の技を見て学ぶつもりだ。