西武ドラフト1位の日体大・松本航投手(22)の背番号が「17」となることが12日、分かった。13日に行われる新入団選手発表会で、ユニホーム姿とともに発表される。

期待の表れだ。17は今季まで高橋光が背負ったが、高橋光は来季から「13」に変更。後継者として、松本が選ばれた。菊池も入団1年目から4年間、背負ったように、近年は投手陣の柱となって欲しい新人選手に託されてきた。過去には、高橋直樹(82~85年)新谷博(92~99年)許銘傑(00~03年)など、実力者が背負った番号でもある。最速155キロで、大学屈指の右腕である松本にふさわしいと判断された。

辻監督は「のちのち、うちのエースとなれるように。ローテを守れる、ひとシーズンを投げきれる投手になって欲しい」と期待を膨らませている。菊池が米メジャー移籍を目指しており、先発陣の強化は優先課題の1つ。好ナンバーを贈られる松本にも、チャンスは大いにある。