台湾プロ野球のラミゴから日本ハム入りが決まった“大王”こと王柏融外野手(25)が19日、台湾・台北市内の5つ星ホテルで、栗山監督ら日台両球団の幹部同席のもと入団会見に臨んだ。背番号は99に決まった。
王の一問一答は次の通り。
-日本で目指したいタイトルは
王 今のところ具体的にどのようなタイトルを取るかは考えていない。台湾時代と同じように健康な状態を保ってコンスタントな活躍ができれば、いつかタイトルが取れると思っている。
-日本選手の多くはメジャーに挑戦するが、今後そのような計画はあるか
王 自分の性格としては、まずは1歩目を踏み出してからなので、その先のことは、まったく考えていない。それには、結婚についてのことも含まれている。
-日本へ行くにあたってしている準備はあるか
王 他の選手と一緒に日本のプロ野球の試合を見ている。自分の欠点を少しずつ減らすことと、良いところを伸ばす準備をしています。
-本塁打を打った後の決めポーズは考えているか。愛称は何がいいか
王 特に考えておらず、打った後は4つの塁をきちんと踏みたい。ニックネームは、チームの皆さんに好きなように呼んで欲しい。ボーロンでも、ロンロンでも、どっちでもいいです。
-背番号への思い
王 今、日本ハムは背番号9の選手がすでにいるので…。それで、自分の誕生日(9月9日)と同じ99番を選んだ。
-2月に親善試合で訪れた札幌ドームの印象
王 勉強する、雰囲気を味わう気持ちで札幌へ行ったが、今後は台湾にいたときと同じ気持ちを持って公式戦に臨んでいきたい。
-日本でどの選手と対戦したいか
王 どの選手と対戦するにあたっても日本の選手は優れていると認識しているので、楽しみです。
-どのような気持ちで海外へ移籍するのか
王 最大限の努力をしていきたい。今後、後輩が同じシステムを使って移籍していくのは、素晴らしいこと。