巨人ドラフト1位の八戸学院大・高橋優貴投手(21)が2日、茨城・笠間市の中学時代に所属していた友部リトルシニアのグラウンドで自主トレを公開した。

真っ赤なウインドブレーカーを着用し、笑顔で青空のグラウンドへ。ダッシュ、ランニングで身体を温めると、赤と黒が配色された練習用グラブをつけ、キャッチボールを行った。フォームをゆっくりと確認しながら、約30メートルほどの距離から回転のいい球を投げ込み、万全をアピールした。「いつもとは違った年始めとなりましたが、野球をやるということは変わらないので、ここからが勝負だと思う。気持ちをしっかりと入れて頑張らないといけない。2桁を勝てば、ルーキーとして一番となって、新人王もとれると思う。1つでも多く勝って、ジャイアンツの日本一に貢献したい」と気持ちを新たにした。

13年目を迎えた友部リトルシニアのOBとして初のプロ野球選手。午前中には現役選手、父母、関係者を含め約100人が参加した壮行会も行われた。中学3年間を過ごした思い出の地で「この3年間がなければ高校、大学、プロという道はなかった。シニアの方々に活躍というもので恩返しをしたい」と誓った。