西武外崎が、浅村の後釜として二塁手での起用に備える。4日、埼玉・所沢でのトークショーに参加後「どちらかというと、内野を重点的にやる。キャンプも内野から入ると自分の中では予想している。そこから入っていけたら」。内外野を守れるユーティリティー性が売りだが、浅村が楽天へFA移籍したことで空いた二塁への意識は、自然と高まっている。

公私で慕う浅村の後任とあって「ハードルが高い」と恐縮しながらも「内野は全部難しい。でもやりがいはある」と腹をくくる。トークショーでは、野球少年から「楽しいと思う瞬間は?」と聞かれ「楽しいということは、僕にとって難しいということ。難しいところで、うまくなったとき楽しい」と答えた。5月には、プロで初めて地元の青森で試合が開催予定で「期待に応えないといけない」と凱旋(がいせん)を励みにする。