巨人山本泰寛内野手(25)が18日、神奈川・横浜市の母校・慶大グラウンドで自主トレを公開した。

2年連続で岡本とともに汗を流した。3歳下の後輩は昨季、才能を開花させ、4番に定着。「後輩ですけど、あれだけの実績を残した選手。尊敬の部分もありますし、刺激になる存在。一緒にやることで自分の物足りない部分が分かりますし、向上心も勉強になります」と、一挙手一投足から学んだ。

昨季は坂本勇、吉川尚が故障離脱した夏場に出場機会を増やし、自己最多の38試合に出場した。4年目の今季は1軍定着、レギュラー奪取を目指し、インナーマッスルの強化にも着手した。「アウターだけ筋肉をつけてもインナーを鍛えなければうまく使えない。守備の時のバランスが重要だと感じたので、のばせる部分をのばしていきたい」と安定した守備を追い求め、トレーニングに努めた。2月3日には若手主体のチーム初実戦が予定されている。「そこに向けて最善を尽くせるように準備していきたい」と気持ちを高めた。