日本ハムのドラフト1位吉田輝星投手(18=金足農)が、疲労回復法を明かした。20日、千葉・鎌ケ谷で行う新人合同自主トレも第4クールに突入。「だいぶん疲れが出てきたなって思います」と苦笑いした。「午後10時から11時に寝ないと疲労が残る」タイプだけに「早く寝るのと、交代浴を心がけている」と対策を口にした。

温浴と冷浴を交互に行う交代浴だが、実践するようになったのはプロ入り後、勇翔寮に入寮してからと最近のことだ。「高校の時は冷たい風呂に入る勇気がなかったので…」と苦手を告白。現在は柿木蓮投手(18=大阪桐蔭)ら同期入団の選手と一緒に入ることが多く、克服できた。「もともと、長風呂なんです。3セット以上は入るので、トータル30分くらいは入っている。早く寝て、交代浴をしたときは、目覚めがいい」と体調管理に細心の注意を払っている。

この日はランニングで、高校時代からおなじみのマウスピースを装着した。「こっちへ来てから、初めてつけた。この間(18日)ブルペンに入る時は、慌てていて忘れちゃって」と、あわてん坊の一面も。未来のスターは自然体を貫き、プロの道を歩んでいる。【中島宙恵】