巨人ドラフト1位の高橋優貴投手(21=八戸学院大)が、キャンプインを心待ちにした。

21日、川崎市のジャイアンツ球場で新人合同自主トレ最終クール初日に参加。ドラフト1位では16年桜井以来の春季キャンプ1軍スタートが決定し「2月1日にある程度の状態に、もっていきたい。野球選手として、そういう気持ちを持つことに新人、ベテランというのは、あまり関係ないと思う」と万全のコンディションで臨むと意気込んだ。

中1日での今年3度目のブルペン投球にも熱が入った。立った捕手へ30球。決め球のスクリューを含めた変化球の感触を確かめた。初めて座った捕手へ直球のみを10球投じ、3度目で最多の計40球。「もっともっと段階を踏んで(状態を)上げていかないと」と、さらなるペースアップをもくろむ。2月3日の若手主体のチーム初実戦へ「どれだけ今の実力でやれるのか楽しみです」と鼻息を荒くした。