ソフトバンク市川友也捕手(33)が27日、福岡・筑後市のファーム施設に今季初めて登場した。沖縄などで自主トレを行ってきた日焼けした顔で、キャッチボールやマシン打撃を行った。

昨季はシーズン中に日本ハムから移籍。5月1日に1軍に合流すると25試合に出場した。打率1割6分7厘、2本塁打、5打点。8月8日に降格後は出番がなかった。

「例年以上に振り込みを多くしている。フリー打撃も多め。捕手なので守備ありきだけど、打たないと。少ないチャンスで力を発揮できるように。ボールとバットの距離をしっかり取って、自分から迎えにいかないように注意しながら打っている」と、打撃練習に力を入れてきた。

正捕手甲斐は右だが、高谷、栗原、谷川原はすべて左打ち。打てる右の捕手としてアピールする。昨季はシーズン途中移籍で戸惑った部分もあったが、今季はキャンプから勝負をかける。