プロ3年目右腕・楽天藤平尚真投手(20)が先発ローテ入りに挑む。

岸孝之(34)、則本昂大(28)の2本柱に続く競争は激化中。「自主トレでやってきたことをアピールすることもそうですし、プロデュース力も問われる。キャンプで結果を出して、先発3番手をつかみたい。その自覚はあります」と強い決意を示した。連日のブルペン入り。午前は佐藤義則コーチ(64)から左足の踏み出す位置などの指導を受け、午後は伊藤智仁コーチ(48)からフォームのバランスなどを助言された。首脳陣からの期待も高く「良い軌道で強いボールが投げられるかが一番大事」と模索中。150キロ超の速球の安定感を増し、初の2ケタ勝利にもつなげる。