日刊スポーツはキャンプ期間中「カープ観測」と題し、広島のさまざまなデータを計測し、その強さを探っていきます。今回のテーマは「鯉を支える125メートル」です。
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投手陣は7日、恒例の坂道ダッシュに取り込んだ。かつて新井貴浩氏が走り込み、2日にはチーム最年長の石原も15本走ったコース。左翼スタンド後方の道を利用し、途中から2段階で左に曲がっていく。
ミソは、上に行くにつれて傾斜がきつくなること。コースをフルで駆け上がると全長は125メートルに達する。青木投手コーチ強化担当は「私も現役時代はやりましたが、要はどれだけ力を入れて走るかです」と話す。要領よくさらっと走る選手もいれば、全力で足腰に負荷をかける選手もいる。一岡は「30本走りました」と話したが、きっと後者のはず!?