9日、ヤクルトの先発ローテ争いの火ぶたが切られた。

白組先発の原樹理は最速145キロの直球を軸に2回1安打無失点の2奪三振。紅組2番手の星知弥はスライダー、カットボールの制球がさえて2回1安打無失点の2奪三振だった。原は「雑念を持たず目の前の打者を抑えたい」。星は「まず自分の仕事をするだけ」と無心を強調した。実績のある若手右腕がともに結果を示し、小川監督は「原も星もよく投げていた。先発候補は増えている。競争がいい方向に出てくれれば」と話した。