巨人は15日、15年から社会福祉法人「日本介助犬協会」(本部・横浜市)への支援活動を行っている菅野智之投手が、今年も介助犬の育成普及に向けた支援金を同協会に贈ると発表した。

支援金贈呈は4年連続。今年は、昨季の勝利数15勝×10万円の150万円に、クライマックスシリーズでノーヒットノーランを達成した際に着用していたユニホームのチャリティーオークション落札金135万円を合わせた合計285万円を贈る。

菅野はさまざまな慈善活動に参加している中で「介助犬」の存在、さらに実働数が少なく認知度が低いという現状を知り、支援を開始した。

19日の贈呈式では、カヌーとパラバドミントンの2種目で東京パラリンピック出場を目指す我妻進之さん(宮城県在住)と菅野のバドミントン交流も実施する。我妻さんは5年前に椎間板ヘルニアで下半身が不自由になり、17年9月に介助犬「グレープ」と介助犬ペアに認定されている。