ロケットボーイズとして鳴らした神宮球場に、ヤクルト五十嵐亮太投手(39)が帰ってくる。

14日、神宮外苑での練習に合流。体幹トレーニング、ダッシュをこなした。神宮での16日巨人戦か17日ソフトバンク戦で、オープン戦初登板する予定。神宮登板はソフトバンク時代の14年6月20日以来だが、ヤクルトのユニホーム着用では09年10月7日横浜戦以来10年ぶり。「ブルペンが外にあるし、お客さんの感じもドーム球場とは違う。そういうところも刺激になる」と笑顔で話した。

キャンプ2日目から下半身の張りで、別メニュー調整を続けていた。3月に入り、2軍で2試合に登板し2回無失点。「不安がなくなって、いい意味で力が抜けている。実戦が増えることで、状態も上がる」。経験豊富な中継ぎとして、田畑投手コーチは「ハフ、マクガフ、近藤らとしっかり争ってほしい」と期待する。結果を残し、勝利の方程式入りを狙う。