巨人が今季初の連敗&カード負け越しを喫した。先発畠が5回途中5失点で試合をつくれずKO。原監督は「ちょっと淡泊に見えるケースがあった。点をあげないという執念というか、そういうものは必要だった」と指摘し「次への糧にしてくれれば」と奮起を促した。

ミスを犯せば厳しい戦いを強いられる。2点差に迫った5回1死一、二塁。投手の畠と一塁手の岡本でピックオフプレーを試みるも、けん制とベースカバーのタイミングが合わず、悪送球で二塁走者の生還を許した。なお1死三塁からソトに左前適時打されてリードを4点に広げられた。宮本投手総合コーチは「サインミスというよりはタイミングの問題。しっかりと修正しないといけない」と話した。

前カード阪神3連戦で25得点を量産した打線も、今カードは6得点にとどまった。4番岡本が3戦連続無安打と相手投手陣に封じられ「この3連戦はなかなか得点が入らなかった。(DeNAが)強力な投手陣を持っているという中で、次への対策が必要でしょう」と指揮官。投打で仕切り直して名古屋に乗り込む。【為田聡史】