2軍で調整中の阪神オネルキ・ガルシア投手(29)が先発した。

3回に俊足の高松に内野安打、4回に3番石川駿に中前打を許したが、ほぼ完璧な投球内容だった。「感触はすごい良かったし、力強い投球ができた。2週間ぐらい空いたんですけど、メカニック的なことをピッチングコーチとやってきたことができたかなと思う」。当初は3イニングの予定だったが、球数が少なかったこともあり、志願して4イニング登板。初回からゴロを打たせて取る持ち味を出しながら、4回2安打無失点2奪三振の好投を見せた。

16日のヤクルト戦(松山)で1回1/37安打7失点し、2軍降格となって以来のマウンド。2軍に合流した際には「考えすぎだった部分もある。整理していかないといけない」と話していたが、堂々のピッチング。実戦登板を重ねて完璧な状態に戻し、早期の1軍復帰を目指す。