ヤクルト2番手で登板した昭和生まれ右腕の五十嵐亮太投手が両リーグトップに並ぶ4勝目を挙げた。

「しっかり抑えればバッターが逆転してくれると信じて投げました」。5回からマウンドに上がると2番菊池涼からの3人をピシャリと封じて流れを引き寄せた。味方が1点を勝ち越した6回も3者凡退。

「本当は先発に勝ちがついて、石山で終わるのがベスト。でもこういう試合を続けて、コツコツと(チームとして)勝ちを積んでいけたら」と笑顔をみせた。ここまで11試合の登板で失点はわずか1。「神宮での平成最後の試合を勝ちで締めくくれてうれしい。令和でもみなさんと勝利を分かち合えたら」とファンに呼び掛けた。