阪神ジェフリー・マルテ内野手(27)が来日1号を放った。5-2で迎えた6回1死、菊池保の高めに入った144キロ直球を左中間スタンドへたたきこんだ。

4月29日に1軍昇格し、デビューから3試合目、11打席目に待望の初ホームランが飛び出した。「初日からいい結果が出なくて、自分自身少し焦っていた部分もあったので、この瞬間を迎えることができて本当に良かったです」。

広島を突き放す貴重な6点目。ベンチに帰りハイタッチを求めるマルテに、ナインは素知らぬ態度。直後に手荒い祝福をするメジャー流の「サイレント・トリートメント」で、新助っ人の1号を温かく祝った。

虎の令和1号になったことについてマルテは「自分にとっての初めてのホームランが、こういった記念すべき日に重なってうれしく思います」とコメントした。