左肩の張りで出遅れていた西武榎田大樹投手が、今季初先発で初勝利を挙げた。8回3安打1失点。

内角を積極的に突き、カットボールも要所で決まった投球に「正直、出来すぎです。バッターに対して、体の面が向かなかったのがよかったんじゃないですかね。2軍でもボコボコに打たれていたのに…。期待されすぎですね」と笑った。辻監督も「あいつは打者との駆け引きとか、1軍で力を発揮するタイプ。先発が苦しい中、帰ってくれたのは大きい」と、待望の左腕の復帰に目を細めた。