ソフトバンク松田宣浩内野手(33)の節目の1発は、またも決勝弾にならなかった。初回に先制の6号3ランを放ち、通算250本塁打を達成したが3回に逆転された。

今季開幕戦だった3月29日西武戦(ヤフオクドーム)では、2回に先制ソロ本塁打。これは通算1500本目の安打だったが、4点リードの8回にチームが同点に追いつかれた。試合は11回サヨナラ勝ちだった。

4月5日ロッテ戦(ヤフオクドーム)では通算1500試合出場を達成。この試合では同点の2回に勝ち越しソロ本塁打。だがチームは5回に追いつかれ、延長戦の末に敗れた。

いずれもそのまま勝てば決勝本塁打になっていたが、不運が続いている。それでも4回には、1点差に迫る通算251号ソロ本塁打を放った。「250本はまだ通過点と思っているので、次は251本目を打てるように、これからも頑張っていきます」というコメント通りの1発で、再逆転を狙うチームを勢いづけた。