中日が今季2度目の3連敗を喫し、借金も最多の3になった。開幕ローテーションから笠原、吉見、山井が出場選手登録を抹消。又吉を2年ぶりの先発マウンドに送ったが、四球絡みで6回途中に5失点KO。12球団唯一の令和未勝利球団になった。

打線も8回まで小川に散発3安打で無得点に封じられた。「四球が絡むとビハインドの試合は守備側の集中力も欠けてしまう。(投打とも)次に挑むことをしないと勝てない」。攻守とも精彩を欠く状況に、与田剛監督の言葉にも力がなかった。

4月27日から始まった12連戦は、これで2勝5敗。この日は試合前練習を短縮、シートノックも免除して体力温存に努めさせた。だが4試合ぶりの本拠地で。今季最多の3万6484人に勝利を届けられなかった。連戦の蓄積疲労について、与田監督は「相手も一緒のこと。関係ない」と語ったが、新元号1勝へ足踏みが続く。