日本プロ野球選手会は20日、選手会に加入する支配下選手(731人)の今季の年俸調査結果を発表した。

球団別の平均年俸は、巨人が6926万円で4年ぶりに12球団トップに返り咲いた。昨年まで3年連続トップだったソフトバンクは2位。最低はオリックスの2654万円で前年5位から大幅ダウンした。

巨人は2年連続沢村賞の菅野が大幅昇給し、FAで丸らも加入した。ソフトバンクは高額年俸だった摂津の引退や五十嵐の退団などで前年の7826万円から下がった。支配下選手が巨人の56人に対し、60人おり、年俸合計39億2303万円はトップだった。一方でオリックスは金子、西、中島らが退団したのが影響した。また15年シーズン後は9位だった広島は3連覇で年々上昇し、今季は5位となった。

全球団の平均年俸は30万円増の3985万円と微増だった。1億円以上は67人で前年から12人減り、全体の9・2%だった。

球団別の平均年俸は以下(万円)。

1位巨人 6926

2位ソフトバンク 6538

3位阪神 4381

4位楽天 4288

5位広島 3887

6位DeNA 3657

7位日本ハム 3304

8位西武 3237

9位ヤクルト 3209

10位ロッテ 3134

11位中日 2973

12位オリックス 2654