中日柳裕也投手(25)が、母校・明大の5季ぶりの東京6大学リーグ優勝を祝福した。

自身は25日のヤクルト11回戦(神宮)で5回2失点の粘投を見せ、チーム最多となる4勝を挙げて後輩たちの前祝い。この日は神宮室内練習場に隣接するグラウンドで練習しながら、球場から響いてくる歓声にときおり、耳を傾けた。

練習後に「(優勝は)ぼくらのとき以来ですよね。すごいですね」と笑顔でねぎらった。現チームで胴上げ投手になった森下暢仁(4年=大分商)のことも「ずっと気にかけていました」と明かした。試合前には栄養ドリンクも差し入れており、これも後輩を勇気づけた。