★19年阪神藤浪のこれまで★

▼初の紅白戦登板 沖縄・宜野座キャンプで2月11日に初の紅白戦登板。2イニングを投げて2安打1失点。最速は151キロを計測したが、2死球を与えるなど不安ものぞかせた。

▼投げ込み 2月19日にプロ入り最多の291球の投げ込み。同21日にも258球を投げるなどフォームをめぐって試行錯誤。

▼初のオープン戦登板 2月24日、中日とのオープン戦に初登板。4回4安打3失点。6四死球が絡む大乱調だった。

▼全員左打者との対戦 3月2日のソフトバンクとのオープン戦は7打者と対決したが、全員が左打者との対戦となった。2イニングを2安打無失点。腕を下げたスリークオーターを披露。走者がいない場面ではノーワインドアップだった。

▼2軍調整決定 3月12日の中日とのオープン戦で4回無安打1失点だったが、3四球1死球。試合後、矢野監督は2軍調整を明言した。

▼試合中のブルペン投球 2軍降格後、4月24日ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で今季初めて試合中にブルペンで投球。その後も同様のケースが見られた。

▼2段モーション 鳴尾浜での2軍残留組練習で「2段モーション投球」に取り組む。ブルペン投球などで左足を2度上下させ、感覚を確認。10日のブルペンから試行していた。

▼非公開練習 鳴尾浜残留の5月11日、12日に2日連続で非公開練習。関係者によるとマウンドから投球練習を行ったという。

▼2度ブルペン 5月14日、鳴尾浜で珍しく1日に2度のブルペン投球。1軍の残留練習中に1度入り、ノックなど全体メニューを消化後、居残りでもう1度入った。

▼降格後初実戦 5月18日のウエスタン・リーグ広島戦(由宇)に先発。約2カ月ぶりの実戦登板で、1回を3者凡退に抑えた。セットポジションから2段モーションを試した。「9球しか投げてないですが、しっかり投げられてよかったかなと思います」と手応え。

▼楽しめ指令 5月28日に矢野監督が降格後2度目の登板に向け、アドバイスを送った。「楽しくやることがパフォーマンスが出る。楽しくやると、筋肉が緩む。筋肉が緩むと、脳も喜んでるから。緊張、恐怖とか恐れになると硬直する」。