右ふくらはぎの筋挫傷で1日に出場選手登録を抹消された阪神福留孝介外野手(42)が4日、鳴尾浜で練習を再開した。

2軍本隊とは別メニューで、ウオーキングから室内練習場でのトレーニング、約40メートルのキャッチボールや軽いランニングなどで汗を流した。午後からも室内練習場に入り、マシンを15分間打ち込んだ。

トレーナーによると、この日は患部の状態を確認する程度のメニューで、今後については「明日(の状況)を見てみないと分からない。本人と相談してです」。平田勝男2軍監督は「まだ全力というわけにはいかない。この3日間(6日まで)の状態を見て。ふくらはぎだから、無理はさせられない」と、慎重な姿勢を示した。

福留は5月31日広島戦(マツダスタジアム)で、3回の守備から右ふくらはぎの違和感を訴えてベンチに退いた。交代後はチームトレーナーに付き添われて広島市内の病院に向かい、「右ふくらはぎの筋挫傷」と診断された。