12日の広島戦(札幌ドーム)でプロ初登板が有力視されている日本ハム吉田輝星が4日、イースタン・リーグ巨人戦(ジャイアンツ)で先発したが6失点の乱調だった。

2回に連続四球でピンチを招いた後に連打を食らい、1死一塁から松原に2ランを浴びるなど一挙に5失点。首脳陣の判断で予定していた90球前後の球数よりも少ない71球、3回6安打6失点4四球で降板となった。「今日に関しては悪いところしかない。次の登板までに修正したい」と1軍昇格へのテスト登板で課題を残した。

札幌でのヤクルト戦前にテレビ中継を見た栗山監督は「状況、内容を聞いて考えるよ。いいものも感じられた。悪いものも感じられた。ちょっと考えます」。投球を見た荒木2軍監督兼投手コーチは「前回までの投球さえできれば、そこそこの投球ができるのかなというイメージ」と話した。