阪神が大腸がんからの再起を目指してきた原口文仁捕手の代打適時二塁打など11点を挙げ快勝した。

矢野燿大監督の一問一答は以下の通り。

-原口のヘッドスライディングは気持ちが入った

そこにともなって結果を出すのがスゴイ。「緊張したか?」と言ったら「ファームにいる時の方が緊張した」って(笑い)。落ち着いて、初球から振りに行っているところもスゴイ。

-どういう感情だった

俺は現役時代、一緒にやっている。本当に試合に出たい、うまくなりたいを常に持って、フミには失礼かもしれんけど、うまい選手じゃない。だけど、ここまではい上がってきて。腰を痛めたり、がんになって。いろんなものがあった中を乗り越えてきた。1個1個がフミを大きくしている。一番すごいのは折れない。「コイツすごいな」というのがずっとあって。本当に両手で矢野ガッツしました(笑い)。

-どう受け止めたのか

フミのいままでの頑張りに対する野球の神様に、というと大げさかもしれんけど、作ってもらったような舞台のなかで映画のような結果まで出してくれた。みんなが打ったというのもあるけど、ムードに乗れる1勝。すべてがドラマとか映画のような感じやった。

-戦力としても大きい

マルテも状態が上がってきているけどファーストもありえる。使っていける戦力としても大きい。ランディも粘ってくれた。申し分のないウチとしては交流戦勝ちのスタートを切れた。