日本ハム吉田輝星投手(18)が6日、7日阪神戦(甲子園)からの1軍合流へ向け、千葉・鎌ケ谷で練習を行った。ランニングやキャッチボールをするなど、約2時間にわたり汗を流した。

5日のヤクルト戦(札幌ドーム)の試合前に栗山監督が「一番強いところにいくべき。ねじ伏せる感じを期待したい」と話すなど、12日広島戦(札幌ドーム)での1軍デビューを明言。同日、残留練習後の鎌ケ谷で島崎2軍育成コーチから、1軍合流について伝え聞いたという吉田輝は一夜明け「正直、(4日に先発した)ジャイアンツ戦が良くなかったので無理かなと思っていた。すごいうれしかった。やっと1軍に上がれたので、うれしい気持ちもあるのですけど、今までやってきたのも1軍で活躍するためなので、その成果を出して1軍で活躍できたらいいなと思います」と話した。

合流する舞台は昨夏、金足農のエースとして準優勝した聖地甲子園となる。「プロの球場の中で甲子園だけ(過去に)試合をしたことがあるので、練習とかは普通の球場よりも親近感が沸くというか、やりやすいと思う。行けるだけでも楽しみですね」と心待ちにした。