オリックスのドラフト3位荒西祐大投手(26)が13日中日戦でプロ初先発を果たす。

10日に1軍に合流し、大阪市内の球団施設で行われた投手練習に参加。

キャッチボールやブルペンで調整を行った。中日戦へ向け、「ファームでやってきたことを出せばいけるかなという感じですね。ワクワクというより多少不安はありますけど、不安があった方がいいかなという感じです。リズム良く投げたい」と意気込んだ。

今季は中継ぎとして4月16日に1軍初昇格を果たし、3試合に登板。同21日の楽天戦では2番手で登板し、1回1/3を投げ本塁打を浴びるなど3失点を喫し、同22日に出場登録を抹消された。

2軍公式戦では5月22日の広島戦で先発に転向し、5回2安打無失点。同30日阪神戦では7回2安打無失点と好投を続け、白羽の矢が立った。「中継ぎはめちゃくちゃ難しい。気持ちの入れ所が難しいですね。(社会人時代から)ずっと先発だったので、そのままというか、調整はやりやすいです」。新戦力が先発としてプロ初勝利を狙う。