2軍調整中の阪神藤浪晋太郎投手(25)が実戦復帰後、3度目の先発マウンドに上がった。今回は5回をメドに登板する見込み。オリックスは打者9人中、3人の右打者がスタメンに入った。

5月18日の同広島戦(由宇)で約2カ月ぶりに実戦復帰。1イニングを3者凡退に抑えた。復帰2戦目の5月30日、同オリックス戦(鳴尾浜)は中11日で3回を無安打無失点1四球。初の右打者とも対戦した。藤浪は2戦目を振り返り「とりあえず及第点。バランスも感覚も良かった」と話していた。

徐々に段階を踏む藤浪の投球に注目が集まる。

▼1回裏 1番西浦を2球で二ゴロ。2番右打者の広沢は中飛。3番岡崎は空振り三振。初回を9球で3者凡退に抑える。

▼2回裏 4番T-岡田を空振り三振。5番右打者の根本は外角への変化球で見逃し三振。6番武田を二ゴロ。この回12球で、2回までに3三振を奪う。