中日新守護神R・マルティネス投手が来日初セーブ2日後に炎上した。2点リードの9回に5番手で登板。2安打1四球で1死満塁のピンチを背負う。押し出し四球、さらに内野ゴロで同点。最後はロメロにサヨナラ左前打を許した。

「もう少しストライクを投げていれば、こうならなかった。(3連投の)疲れはない。いつもと同じ気持ちでマウンドに上がった」。22歳の新守護神は肩を落とした。

球界最年長投手の41歳山井が6回無失点と好投。3点リードの7回先頭のロメロに7号ソロを被弾し降板。リリーフが失点し同点に追いつかれた。9回表に福田の2点打で勝ち越したが、そのリードを守れず、今季5度目のサヨナラ負け。与田剛監督は、山井続投の選択肢を問われると「私が決めること」と語気を荒らげる場面もあった。「選手を使うのはこちらの責任」と、敗戦を背負って球場を離れた。