「6月度大樹生命月間MVP賞」が9日、発表され、阪神糸井嘉男外野手(37)が7年ぶり3度目の受賞を果たした。

交流戦を戦った6月は21試合に出場し、79打数28安打、1本塁打、10打点。リーグトップの月間打率3割5分4厘をマークし、文句なしの選出となった。「(受賞は)考えてなかったので、最初はビックリしましたけど、うれしい気持ちが最初でした」と喜びを語った。日本ハム時代の12年9月度以来の受賞。阪神移籍後は初めての受賞で「タイガースで活躍したいと思っているので、良かったです」と話した。

夏場に向けて調子を上げる超人は「夏場以降は爆発したいなと思います」と7月以降の大活躍を誓った。首位巨人を追いかける立場として「(ゲーム差は)離されてますけど、何が起こるか分からない。誰もあきらめてないし。逆に、追い上げたら、おもろいでしょ」と気合を込めた。反撃に向けては「やっぱりチームが1つになって、矢野監督信じるということじゃないですかね」とチーム一丸での一戦必勝を掲げた。