巨人は、今季79試合目で初となる1-0の最少得点勝利を挙げ、貯金は今季最多の16とした、

1点差ゲームを制した巨人原辰徳監督(60)は「勝ち切ったというか、逃げ切ったというか、本当に小さな差ですけどね、1対0で勝ったというのは価値があると思いますね」。

8回は無死二塁から増田大を代走に送り、犠打で三進後、中島の遊ゴロの間に前日に続き決勝のホームを踏んだ。「そうですね。助けたと思いますね」

9回無死一、二塁からは4番岡本にプロ初犠打のサインを出し、最後まで勝利にこだわった。

「我々はゲームを勝ちにいくという部分でね、あそこは最善策であろうというところですね。サードランナーを少し、ベンチサイドの我々が焦らせたかなというのは反省としてありますけどね。そんなに不思議ではないです。巨人では」

先発桜井は7回無失点の力投で4勝目。

「もう非常に安定感があるしね、ストライクゾーンを広く使って投球できていたのは、成長のあとがあると思いますね」

9回は2死を取ったマシソンから田口にスイッチ。

「マシソンは故障明けということもあって、今日で3連投なんですね。投げさせなければいいじゃないかと、言われるかもしれないけど、少しでも軽くして、ブルペンにいいピッチャーいますから。そこの時点では田口に任せようと、判断しました」

10日は前半戦最終戦となる。

「総力戦でね、少し、休むことができるわけですから、2時間、3時間、この時間をしっかり集中してね。楽しんでいきたいと思います」