プロ野球は10日に前半戦が終了、つかの間のブレークに入った。各球団担当が「渋~い、でも欠かせない」キーマンをピックアップ。データも添えてまとめた。


巨人:亀井善行

吉川尚離脱後、日替わりだった1番に5月末から定着。出塁率は3割5分5厘でリーグ最多得点に貢献。


DeNA:神里和毅

12球団1位となる28本の二塁打、チーム1位の打率2割9分2厘、90安打、9盗塁で攻撃面を支えた。


阪神:島本浩也

チーム最多タイ37試合登板の中継ぎ左腕はリードでも劣勢でもフル回転。防御率2・86で必勝リレー入り。


広島:レグナルト

開幕から中継ぎで役割問わず42イニングを投げ、得点圏の被打率1割4分6厘は1軍投手トップ。


中日:福敬登

19試合に登板し、防御率1・23。左肩痛回復で育成から復帰。後半戦の必勝継投担う左腕セットアッパー。


ヤクルト:ハフ

リーグ最多タイ43試合に登板。昨季終了後保留者名簿から外れたが、中継ぎでチーム最多16ホールド。


ソフトバンク:松田遼馬

中継ぎのみではチーム5位の26試合、同4位の28回1/3。0勝2ホールドながら場面問わず縁の下で支える。


日本ハム:玉井大翔

チーム最多タイの35登板。展開を問わず、ワンポイント、回またぎもけなげにこなす最高級の貢献度。


西武:外崎修汰

3番に定着し打点、本塁打2部門でチーム3位以内。打撃で働きながらも盗塁数3位と足でもかき乱す。


楽天:渡辺佳明

巧みなバットさばきと勝負強さで居場所を確立。代打成功率4割1分7厘、得点圏打率6割1分5厘。


ロッテ;田中靖洋

チーム2位タイの32試合に登板し、防御率1・21。チーム2位タイの4勝。総力戦のブルペンを支えた。


オリックス:海田智行

中継ぎで今季29試合に登板。17試合連続無失点を記録するなど、防御率0・73と安定感を見せている。